オタゴン無法地帯

Vtuberオタゴンのブログです。動画にするほどじゃないけどツイートには長すぎることを書きます。

オタゴンのクリスマス日記

・24日(クリスマス・イブ)

前日の夜から家で仕事してて、気が付いたらクリスマスイブになってた。

朝10時、仕事終了。息抜きにツイッター見てたらVRChatにオタサーの姫がいるらしいというツイートが目に飛び込んでくる。その存在にとてつもない恐怖を感じる。震える理由は冬の寒さだと自分へ必死に言い聞かせたがダメだった。怯えの正体。それはオタサーの姫みたいな奴にまず一番に騙されるのは俺自身だという揺るがない確信。自分のこういう部分、とても信頼できる。性欲に囚われてイカレ女に従属させられるの怖すぎる。イブの朝日はオタサーの姫という恐怖を俺に運んできた。

 お昼、コンビニおでんを多めに買い込んでプチ贅沢な昼飯にしながら映画を見る。貧民なので想像できる範囲の贅沢がコンビニおでんの大人買いしかなかった。飲み物は酒にしたかったが炭酸水で我慢。痛風じゃなかったらカップ麺とチキン、それにポテチを買ってたと思う。23歳で痛風の俺におでんの大根は暖かく優しい。汁が染みていた。

山戸結希の「おとぎ話みたい」「5つ数えれば君の夢」を連続で見る。2本目は初見。

「おとぎ話みたい」のクライマックス、モノローグと音楽とダンスで情報量がラーメン二郎みたいになっててだいぶバカ盛りな映画な印象。最初見た時はあんまそう思わなかったけど。でもそういうとこが好き。なにより尺が一時間以内というのが素晴らしい。長い映画ムリなので。

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「5つ数えれば君の夢」はポエムバトル映画だった。会話の中に勝ち負けのあるシーンが多い。口語として不自然だとしてもみんな会話に勝つためにポエムを喋ってる。すれ違う瞬間の「大丈夫だよ、私がいるから」って一言に「ねえ、高木くん今日も来てないみたい」で返すとこ気持ちよかった。あと兄貴が好きな女子高生が心象風景の中で小学生のコスプレしながら恋心を吐露するシーンも良い。女子高生がランドセル背負って髪もおさげにして泣きながら「私、料理も洗濯も掃除もなんでもできるよ。女の人がやること、全部やるよ」って言ってるのめちゃエロかった。夜の打ち合わせまで少し寝る。

5つ数えれば君の夢

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夜、新宿で打ち合わせ。相手が初見の人かつ一対一だったから緊張したけど良い人で安心。久しぶりに一回も恐怖を感じることなく打ち合わせを終える。イブなので世界が俺に少し優しかったっぽい。そのまま二人でゴールデン街に呑みに行く。最後に行ったの三年前くらい。文壇バーに連れてってもらった。なんとなくゴールデン街の大人っぽい雰囲気が落ち着かなくてあんま行ってなかったけどこの日は楽しかった。また行きたい。ゴールデン街を一人でも楽しめるようになったら俺は大人になれる気がする。

帰宅してVRChatにログインした。いくつかのワールドを巡るが、どのインスタンスもクリスマスということで人が多い。俺は以前から回線が弱すぎるせいで人が多いインスタンスに行くと声が相手に聞こえなくなってしまうという症状に悩まされている。回線に声を奪われる俺はさながらVR人魚姫だ。人魚姫オタゴンです。いくつかのインスタンスを回ったが、諦めていつものホテルのワールドをフレオンで立てた。するとVRChatで唯一俺と同じ痛風持ちのフレンドが遊びに来てくれた。彼は二回も発作を経験しているそうだ。俺より発作一回分お兄ちゃんだね。お兄ちゃんと楽しい痛風トークをする(イブの夜)。共に病気に立ち向かう心強い兄と慕ってるけど痛風の治療には飲酒! 民間療法!」とか言ってるので信用ならない。明け方に寝る。

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いつものワールドにて

・25日(クリスマス)

13時に起きて動画編集を進める。年内には動画一本出したい。なら今ブログ書かずに編集を進めるべきでは?

夕方から仕事の打ち合わせ。10人くらいの大所帯なので胃がぶっ壊れそうになる。相変わらず痛風の話でイジられまくる。現実でもVRCでも痛風の話しすぎて自分と痛風の境目がわからなくなってきた。俺が痛風痛風が俺。痛風アイデンティティになりつつある。こんな自分になるために生まれてきたわけじゃない。打ち合わせそのものは滞りなく終了。

そのままのメンツで忘年会。魚介の美味い店だったが何を食ったらヤバいのかわからんのでウーロン茶とサラダでヴィーガンと化す。忘年会ほんと苦手。肩身が狭いし何時間も喋ることに気を使わなきゃならん。多分仕事で実績がいくつかできると楽しくなるような気がする。今の俺には酒の席で喋る権利になるようなものが何もない。メンツの中で俺がいちばんカス。仕事の実績っていうのは人間として接触し交流する価値の証明だと思う。発話する価値のある人間になりたい。

忘年会でおっさんの一人が年越しは沖縄の島で過ごすって嬉しそうに話してた。何回か離島に通っているらしく、俺にそこで撮った綺麗な写真を何枚か見せてくれる。どうしても黙り込んでしまう俺に気を使わないでいい話を振ってくれる優しい人だ。でも俺はおっさんのスマホに映るこの世とは思えない空と海への羨望に死にたくなる。俺はどこにも行けない。若者には可能性があるとおっさんたちは言う。でもクリスマスの夜になんの用事もなく仕事の忘年会に泣く泣く参加している時点で、俺の可能性の全ては終わりな気がする。俺には何もない。おっさんは脱出する。俺はここにいるしかない。ここにいる限り俺はウーロン茶しか飲めない。クリスマスに食べるサラダなのに、野菜の苦みが気になって仕方ない。おっさんが痛風で何も食えない俺のためにわざわざ注文してくれたサラダだった。

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 忘年会が終わったのは結局24時すぎで、もちろん終電はなかった。ひたすらウーロン茶飲んで死にたくなってたらクリスマス終わってた。VRChatにも行けない。

打ち合わせに一緒に出てる先輩的な立場の人、Uさんが自宅に泊めてくれるというので彼の車に乗る。俺は家の場所的に都内から帰る終電が早い。だから水曜の打ち合わせの帰りは、よくUさんの家に泊めてもらっていた。Uさんは妻子持ちなのに俺を快く泊めてくれて、Uさんの奥さんも朝は俺のぶんまで朝食作ってくれたりする。暖かい人たちだ。感謝してる。なんでこんな良くしてくれるのか不安。いつか恩返ししないといけないのが怖い。毎週平日の夜~朝にかけて円満な家庭に面の皮厚く上がり込んでしまう俺、今度やるポン・ジュノの「パラサイト」みたいで絶対よくない気がする。Uさんの車に揺られながら少し寝る。最初は緊張したけど、今はUさんの車の助手席で眠れるくらいには気負わずに接することができるようになった。謙虚と厚顔無恥のちょうどいい境目がわからない。

Uさんは寝室で寝るため、朝までUさんの部屋に一人で過ごす。Uさんの部屋は広くて綺麗で居心地も良い。寝ても良かったがせっかく居心地のいい場所にいるので朝まで映画見ることにする。涼宮ハルヒの消失交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」を見た。

「消失」は数年ぶりに再見。クリスマス映画なのでこれを選んだ。長尺はムリってさっき書いたけど消失の2時間40分は特例。アニメだと余裕で耐えられる。長門が入部届渡すとこ何度見ても萌える。令和のクリスマスの夜、俺は萌えという感情を思い出す。クライマックスの心象風景のとこ編集かっこいい。長門のか細い手から離れて改札の向こう側に行くカットすごく勝負してる。キョンのモノローグで語られる世界改変の理由以上のものが明らかに長門の中には存在しているような演出で、その塩梅が絶妙。もしかしたらキョンの考えは何もかも見当違いかもしれないけれども、だからこそ最後の長門の「ありがとう」の一言がすごく豊かになってる。その前の「雪……」で名前呼んでるのかと一瞬だけ思わせるのも良い。再見してよかった。多分この正月休みにもう一回くらい見る。

涼宮ハルヒの消失

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 「ポケットが虹でいっぱい」はここ一か月で見るの三回目。内容見るっているより心を休めたい時にとりあえず垂れ流す感じ。京田知己ツイッターでアドゥレセンス黙示録めっちゃ好きって言ってるの見てからなんとなくこの映画の見方がわかった気がする。多元変奏曲もハイエボ1もアネモネも一貫してる。テレビ版のカットを流用してるのにレントンエウレカを取り巻く世界の形はまったく変質してしまっているのが良い。好きなシーンは中盤のレントンエウレカが戦闘中の月光号の中で決意を固めてからニルヴァーシュspec2が出撃して追っ手の敵を殺しまくるまでのとこ。戦闘中のコクピット内の様子を一切見せてないのがクール。下手に決死の表情見せるより音楽とアクションだけでやった方が死闘になる場合もあるってことがよくわかる。

交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい

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アニメ見ながらうーあー言ってたら朝が来た。孤独だった。クリスマスが終わった。

 

〇26日(普通の日)

楽しい日だったのでこの日も日記に起こす。

始発の時間になったのでUさんの家を出る。バスは無かったので駅まで30分ほど歩く。

帰りの電車で最終話が先日更新された「ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ」を見る。最終話だけ見ようと思ったが気が付いたら1話からイッキ見してた。1話5分なので家に帰る前にギリ見終わる。何気に今期でいちばん毎週楽しみにしてた作品かもしれない。編集が暴力的で良い。12話でUltra Spiralをほぼフル尺で流したかと思ったら突然キラメク未来がかかるとこ脳筋で最高。派手なシーンに印象が引っ張られがちだけど、7話のエックス→オーブ→ジードとそれぞれのダークネスとの戦いをカット割らないで見せきるのとかすごくキマってる。

朝、帰宅。今年最後の仕事を出かける前に終わらせる。

夕方、地方から来た友人と新宿で待ち合わせ。東京を案内する約束だった。友人は映画好きなのでまずは「新宿フラックス」に連れていく。映画とSFがモチーフのバーなのでオタクとのお出かけで迷ったらここに連れてくるようにしてる。映画のキャラクターやタイトルを言うとそれでカクテル作って出してくれるのが楽しい。俺はメニューの先頭にあった『レイ』と『ポー』をノンアルで注文。美味くないが不味くもなくて2回は頼まない、EP9みたいな味で再現度が高いと思った。アルコール飲みたくて発狂しそうになる。新宿フラックス、万が一会話が止まっても映画の予告が大画面で垂れ流されてるのでその話すればよくて楽。良い感じに飲み食いできたので移動する。

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新宿フラックス

高田馬場に移動して早稲田松竹でレイトショーの恐るべき子供たちを見る。1950年、監督はジャン・ピエール・メルヴィル名画座に行ったことがないとのことだったので色々あった中からこの回に案内した。他のとこは半年前くらいの映画をかけてるところばかりで、良い感じに古めの作品をかけてくれてるのがここしかなかった。27日から新文芸坐のレイトで「ブルース・ブラザーズ」がかかってたので一日遅ければそっちに連れてってた。

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恐るべき子供たちは初見。ナレーションとセリフがバカ多くて速い。結構人が爆速で死んでいく。姉弟が喧嘩しながら一緒に風呂に入っていくシーンがエロい。ドアから漏れ出る水をめちゃエロく撮ってる。じょうろパクって逃げる俯瞰のカットが物を盗む罪悪感0で解放感しかないのに感動。カメラが逃げていく少年少女を追う術がなく静止してるみたいだった。メルヴィルは有名所のノワール映画しか見たことなかったので印象違いすぎてビビる。列車の中で弟の寝顔を見ながら絶叫する姉とそれに必死で理由付けするナレーションで爆笑。説明不能なシーンに神妙な説明的ナレーション付けると笑えることを再確認した。爆速ですっ飛んでいく列車がそれに拍車かけてる。バカでも見られる映画でよかった。友人も楽しんでくれたようでなにより。こうしてオタゴン東京オタクツアー終了。クリスマスには追いつけなかったけど楽しかった。24~25の48時間で何かを残さなければいけないクリスマス、理不尽なタイムアタックだと思う。クリスマスに乗れない俺は普通の日を普通に楽しくするしかない。

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〇27日(おまけの日)

友人のげそにんちゃんが不整脈になった。心臓がバグるって怖い。晦日の夜に泊まりに行く約束してるのでそれまでは死なないでほしい。俺の楽しい年明けのためにあと数日でいいから頑張ってくれ。楽しい正月にしたい。俺も痛風だし、げそにんちゃんは不整脈だし、なんか知らんけどみんな死ぬっぽい。